日焼け止めの使用期限は?1年前のでも効果ある?

紫外線の強い夏場だけ、日焼け止めを使用しているという人は多いのではないでしょうか?
購入したときは使い切るつもりでも、日差しが弱くなって使わなくなり、そのまま一年放置してしまうなんてことはよくあることです。
しかし一年前の日焼け止めを使用してもよいのか、考えたことありませんか?
特に開封後だと成分の劣化が起こりやすいので、一年前のものを使用すると肌トラブルを引き起こすことも考えられます。
今回は日焼け止めの使用期限や保管方法から、上手な活用方法そして捨て方までを詳しく解説します!

日焼け止めの使用期限はどれくらい?

まず最初に気になる日焼け止めの使用期限について見ていきましょう。
日焼け止めの仕様期限は開封前と開封後によって異なります。
さらに保存料などを使用していないオーガニックタイプと、一般のUVケア商品でも使用期限は異なるんです!

  • 開封前使用期限

一口に「日焼け止め」といってもジェルやクリーム、スプレーとさまざまな種類があうので、種類ごとで使用期限が異なると思っていませんか?
一般的に日焼け止めや化粧品に関しては、「未開封なら3年」が使用期限といわれています。
これは、日本の法律で次のように定められているんです。

医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律第五十条第十四号等の規定に基づき使用の期限を記載しなければならない医薬品等

(昭和五十五年九月二十六日)

(厚生省告示第百六十六号)

薬事法(昭和三十五年法律第百四十五号)第五十条第十号、第五十九条第七号、第六十一条第五号及び第六十三条第四号の規定に基づき、使用の期限を記載しなければならない医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療用具として次のものを指定し、昭和五十五年九月三十日から適用する。ただし、製造又は輸入後適切な保存条件のもとで三年を超えて性状及び品質が安定な医薬品、医薬部外品及び化粧品並びに法第五十条第五号又は第六号の規定により有効期間又は有効期限が記載されている医薬品を除く。

(引用元:厚生労働省

上記のような決まりがあるため特に容器や商品の箱に記載がない場合は、日焼け止めのタイプは関係なく、未開封の場合は3年は大丈夫です!
もちろん容器にきちんと使用期限が記載されているものに関しては、記載されている日付となります。

  • 開封後の使用期限

開封後は、スプレータイプ以外は「1年以内」が使用期限の目安。
スプレータイプは未開封時と同様に「3年」となります。
この差は何かというと、使用方法や保存容器の密閉性の問題です。

開封後に日焼け止めが劣化するわけ

ジェルやクリーム、ファンデーションといったタイプの日焼け止めは、以下のような理由から品質が劣化していきます。

 

  • 指先や肌・ファンデーションに触れることで雑菌や皮脂・水分が入り込む
  • 開封時にホコリなどが入り込む
  • 開封して空気に触れることで、品質の酸化が進む
  • 高温多湿な場所で成分が変質する 

UVカット成分は大丈夫でも、他の成分が劣化してしまうと肌トラブルの原因につながります!

ジェルやクリームタイプのものと比べて、スプレータイプの場合は容器の特徴上開封前とほぼ同レベルの高い密閉性があるので、開封後も3年は大丈夫といわれています。
しかし注意したいのは、保存料などを使用していないオーガニック(無添加)タイプの日焼け止めです。

オーガニックタイプの日焼け止めは使用期限が短い

オーガニック(無添加)タイプの日焼け止めは、肌への刺激が少ないため敏感肌の人でも使用しやすいですよね。
肌トラブルが起きにくいという点から、肌が丈夫な人の間でも人気で最近はオーガニックタイプの日焼け止め商品が増えています。

しかしオーガニックタイプの場合は、品質劣化を防ぐための保存料などを使用していないため、使用期限は以下のようになるので注意が必要です。

  • 未開封時の使用期限:1年以内
  • 開封後の使用期限:6ヵ月以内

もちろんオーガニック製品の場合も、パッケージに使用期限が記載されている場合はその期限を守りましょう!
オーガニック製品は一般の商品と比べ品質劣化が早いため、期間内でも保存状況などによっては、傷んでしまうことも。
使用前にきちんと品質をチェックして使うことで、品質劣化による肌トラブルを防ぐことができます。

日焼け止めが使用期限切れか見極める方法

使用期限が切れてしまったからといって、すぐに品質が劣化していくわけではありません。
また日焼け止めの保存環境などによっても、品質劣化の進行具合は変わっていくので、使用期限内でもあっても傷んでしまうことがあります。
出来ればワンシーズンで使い切るのが理想ですが、もし前年度のものが残っているなら、以下の点をチェックしてみましょう!

  • おかしなにおいがしないか
  • 変色していないか
  • 成分が分離していたり油が浮いていないか 

この3つのうちどれか1つでも当てはまる場合は、品質が劣化している可能性が高いので、使用はやめたほうがよいですよ。

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1年前の日焼け止めでも、しっかり密閉して適切な環境で保管しているもので、においや色、見た目など購入時と変化がなければ使用してもOKな場合が多いです。

ただし、他の成分が劣化しているので肌荒れの原因に…

1年前の日焼け止めでも、購入時と変化がない場合は使用可能な場合が多いですが、UVカット成分以外が劣化している可能性が高いんです。
また容器内で雑菌が繁殖している可能性も考えなければなりません。
そのため普段肌トラブルが起きないような人でも、古い日焼け止めが品質劣化していたために、肌荒れなどのトラブルが起こることも。
できればワンシーズンで使い切り、古い日焼け止めは使用期限が切れたものは使用しないのが理想的ですね。

古い日焼け止めで肌トラブルが起きたらどうしたらいい?

古い日焼け止めを使用して起こる肌トラブルは、以下のようなものが考えられます。

  • 腫れや肌の赤み
  • かゆみや刺激
  • 肌の色が抜けてしまう(白斑など)
  • 黒ずみ 

このような症状が起きた場合は、すぐに日焼け止めの使用をやめて、皮膚科で診察・治療を受けたうえで、購入店かメーカーのお客様相談窓口に連絡しましょう。

自宅での古い日焼け止めによる肌トラブルの対処法

古い日焼け止めで起こった肌トラブルに対し、自宅で可能な応急処置は次のようなものがあります。

  • 紫外線に患部をさらさない
  • アルコールや刺激のあるものの飲食を避ける
  • 古い日焼け止めをしっかり洗い流し、数回に分けて水で冷やす 

このとき患部をタオルでごしごしこすると、それが刺激になって状態を悪化させてしまうので、こすらないのがポイントです。

日焼け止めの正しい保管方法

日焼け止めは使用中も正しい保管方法で管理しないと、品質劣化が早まってしまいます。
日焼け止めに含まれている成分には、油成分が多いので「高温多湿を避ける」のがポイント。
洗面所や化粧台に置いてしまいがちですが、洗面所は湿気があります。
また化粧台に置く場合、髪の毛を乾かすのにドライヤーの熱風が当たったり、日当たりのよい場所に置かないという点に気を付ける必要があります。

化粧品の保存でよく冷蔵庫を使用する人がいますが、日焼け止めの場合は冷蔵庫はおすすめできません!
これはなぜかというと、冷蔵庫で冷えすぎると油成分が固まってしまい、クリームやジェルが固まってしまい使いにくくなるためです。
場合によっては水分と油分が分離してしまって、容器を振っても綺麗にまざらず戻らなくなることも。
そのため温度変化の少ない室内でコスメボックスや、風通しの良い机の引き出しに入れるなど、常温で比較的涼しく、直射日光が当たらない場所で保管しましょう。

さらに日焼け止めの容器の口まわりに、日焼け止めがくっついている状態も良い状態とはいえません。
この状態は外にはみ出している日焼け止めを伝って、雑菌が容器内に入り込んだり繁殖しやすくなります。
そのため容器についているものは、清潔なコットンやティッシュでふき取っておきましょう!

日焼け止めの活用法・捨て方

使用期限が切れた日やめ止め、そのまま捨ててしまいがちですが、実は肌に塗る以外にも活用方法があるんです!
また捨て方もちょっとしたポイントがあります。
ここからは古い日焼け止めの活用法と、捨て方について見ていきましょう!

使用期限の切れた日焼け止めの活用法

使用期限が切れた日焼け止め、意外な使い道があるんですよ!

シルバー磨きに使用する

シルバーのネックレスやピアスは、ほこりなどの汚れや皮脂によって黒ずんでいる場合が多いです。
専用のシルバー磨きクロスを使うのもいいですが、古くなった日焼け止めでも綺麗にすることができるんです!
日焼け止めに含まれている油成分が、シルバーアクセに付着した黒ずみをきれいに取り除いてくれます。
日焼け止めで磨いた後は、清潔な布で空拭きして日焼け止めを取り除くだけでOK!
ただし繊細なシルバー製品だと、逆に傷んでしまう可能性もあるので最初に目立たない部分で試してから、全体に使用しましょう。

シール剥がしとしても使用できる!

家具や壁なんかに貼られたシールは、剥がしにくいですよね。
おまけに綺麗にはがしたつもりでも、最後の最後で残ってしまったりすることも多いです。
そんなときには、取り除けなかった部分に古い日焼け止めを塗っちゃいましょう!

古い日焼け止めを塗った上から、優しくティッシュをかぶせて放置します。
その後で、柔らかい布で古い日焼け止めをふき取ると、シールも一緒にふき取ることができるんです。
日焼け止めに含まれている油成分が、シールの粘着部分に付着ししみこむことで、はがれやすくなるんですよ。

ただし、土台となっている部分に日焼け止めの油成分がしみ込む場合があります。
そのためマホガニー材を使用したアンティーク家具のような、繊細な家具や漆喰や綿・砂壁などに使用するときは、注意してくださいね!

使用期限切れの日焼け止めの捨て方

古くなった日焼け止めの捨て方ですが、これは自治体によって変わります。
日焼け止めの容器は、プラスチックのものが多いですよね。
このプラスチック容器、実は自治体によって「可燃ごみ」と「不燃ごみ」とで分かれているんです。
これはごみ処理場の焼却炉の仕様などにより異なるためなので、ゴミの分別に関しては住んでいる自治体に従わなければなりません。

可燃ごみの場合ならそのまま捨てても大丈夫です。
容器が不燃ごみ扱いになる場合には、中身を新聞紙や不要となった雑巾などの布などにしみこませて可燃ごみとして捨てて、容器を不燃ごみとして捨てる必要があります。

日焼け止めはなるべくワンシーズンで使い切ろう!

日焼け

日焼け止めは未開封なら3年、開封後でも1年の使用期間があります。
さらに無添加のものなら、未開封で1年、開封後6ヵ月と使用期限が短くなります。
開封後で使用期限が切れた日焼け止めは、UVカット成分以外が劣化していたり、容器内で雑菌が繁殖していることが多いです。
そのため肌トラブルを起こしやすいので、できればワンシーズンで使いきりましょう!
また捨てる際は、シルバー磨きなどの活用法もあるので、無駄になることがありません。
日焼け止めの捨て方に関しては、きちんと住んでいる自治体のルールを守りましょうね!

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